kindle oasisを数年使って、乗り換えとして購入しました。
乗り換え先を探すにあたって重視したのが以下の点。
1.外部ストレージでの拡張が出来る事。
マンガをメインに買い、セールだからってワンピースとキングダムを全巻纏め買いするような使い方をしているので本体内蔵ストレージだけの商品では到底足りない。iPad等が候補から外れたのはこのため。
2TのSDカードまで対応している本品には何の不満も無い。さすがに2Tのカードはまだまだ高いので1Tのカードを挿して使っている。
2.カラー表示出来る事
やはりモノクロの情報量では物足りない。本品は電子ペーパーなので液晶のカラー表示には到底及ばないが、ライブラリで持ってる本の表紙がズラリと並んでいる中から読みたい本を探すとなるとこの程度のカラーでも有ると無しでは違う。
とは言え、現状「無いよりはマシ」程度。この画面でカラーの作品を読む気にはならない。
3.読書時以外の操作性の向上
kindle端末は本を読む時のレスポンスは問題無いが、それ以外の操作性は劣悪の極みだ。スクロールすれば少し間を置いたあと思い出したかのようにジワ〜っと画面が切り替わる。30年前のパソコンみたいな反応速度だ。
本品は電子ペーパーとは言えタブレット端末としてそこそこのスペックとOSを備えているので、スクロールの際かろうじて指の動きに画面がついてくる、程度には速い。
また、本をダウンロードするのも数倍速い。20冊くらい一気にダウンロードさせてもすぐ終わる。
初期状態だと邪魔なアイコンがあったり本を読み始めるまでなんタップか必要だったりで煩わしいが設定を弄ってやればそれなりに快適になる。
例えば右下のナビボールは本を読む時誌面にモロ被りして邪魔な事この上ないので「アプリ」の「ナビボール」から非表示にするか、ドラッグして画面の端っこへ移す。
「設定」の「システム表示」からHomescreen Navigation Barに入り、Homescreenをアプリにしてやれば起動後すぐにアプリ一覧が表示される。
同じく「設定」の「電源管理」からシャットダウンするまでの時間を「なし」にしてやればスリープ復帰後すぐ使える(電力消費は多くなるだろうが)
ただし、完全無欠の電書リーダーかと言われるとそうでも無い。kindle専用端末より値段はだいぶ高いし、色々な機能があるため「読書に辿り着くまで」の操作回数は多い。
値段の高さは主にカラーになった事によるが、上記の通り電子ペーパーのカラー機能はまだオマケ程度のクオリティだ。ページをめくる時もモノクロ作品とカラー作品では明らかにスムースさが違う。正直な話、こんなレベルなら目に優しいとかどうでも良いので普通に液晶画面で出して欲しい。
お値段もここまで来ると比較対象はiPadとかになってくる。「読書以外の機能は無いに等しいがその分安くて、買ってすぐ快適に読書出来る」というのが電子書籍リーダーの魅力だと思う。
実験レベルのカラー機能を搭載した事で値段が上がり、色々な機能を付けた事で快適な読書環境にするのに色々弄る必要がある昨今の電子書籍リーダーの進化の方向はこれで良いのかね。
kindle oasisからの乗り換えでGo Color7第二世代と同時購入しました。同時購入で約5000円の割引になり、実質800円の商品という前提での結論ですが、買わない方が良いです。
問題点を一つずつ挙げていきます。
1.外れやすい
カバーに内蔵されているマグネットで本体と引っ付く仕組みですが、本体もケースも完全な真っ平で引っ掛かりがありません。そのためふとした拍子、特に後述の理由によりカバーを開く際にポロっと外れやすいです。
簡単に着け外しが出来ると言ってもタブレットカバーなんてそんな頻繁に変えないので外し易さは求めていない。しっかり固定される事を優先して欲しかった。
2.開けにくい
一番の問題と言えるでしょう。
このカバー、本体へ取り付ける背面側だけでなくフタ側にもマグネットが付いており、フタを閉じた状態の維持は磁力でされています。この磁力が背面の固定用と大差無い強さで、開くために指輪差し込む隙間や段差も無い。そのため、kindle端末のカバーのように片手でパカっと開く事は難しく、両手でこじ開けるようにして開ける。この時、本体を抑えている側の指の位置によってはカバーが本体からポロリと取れる。
3.取り回しが悪い
上記2つの問題点で、背面とフタの双方にマグネットが入っている事を書いたわけだが、手帳型のカバーを開けて片手で電書を読むとなったらフタはどうするだろう?
私は反対側へ折り畳んで7インチのサイズにして持つのだが、これは特異な使い方では無いと思っている。
これをするとどうなるか。背面側の磁石とフタ側の磁石が引っ付くのだ。
開く時だけでなく、閉じる時も面倒なわけだ。
文庫本を片手で開く時のようにカバーを開いた状態で読めば引っ付かないだろうが、それでは折角物理ボタン搭載で片手で楽々操作出来る利点が無くなる。kindleのカバーのように背面に出っ張りがあれば握る時の取っ掛かりになるだけでなく、折り畳んだ時にフタと背面が接触するのを防いで閉じやすいのだが、生憎このカバーはどこもかしこも真っ平である。
こんなカバーを付けるならサードパーティ製のカバーを買うか、まだ気にいるカバーが無いなら裸で使った方がマシだろう
ご指摘いただきありがとうございました。メーカー側にも今回のよもぎ様のフィードバックを伝えます。
10年以上使ったSONYの電子書籍リーダーの表示部に影が出て読めなくなりました。後継機は出ていないし、スマホやタブレットでも読めるからいいやとも思いましたが、目の負担が少ない電子ペーパー採用の端末があることを知り購入しました。持っているスマホと細かい設定の仕方が少し違うので戸惑うのと、思ったよりバッテリーの消費が速いのが気になりますが、とりあえず Reader Store で購入した書籍が読めればいいので満足しています。もう少し画面の大きい、カラー表示の機種も試してみようかなと思っています。
求めていた機能については全て満たされており、満足しています。
特にmicroSDカードによって容量にほぼ制限がないのが助かります。
一点気になる点と言えばペンを使わない時でもカバーを開けるときにこれが動いて若干煩わしいです。
BOOXは数年前の白黒モデルを愛用していたのですが、電子書籍の書影一覧が白黒では判別が難しいのが不満でした。
今回新製品のcolorGO7Gen2を選んで正解でした。彩度が低く「ギリギリ色違いが分かる」くらいの色づきではありますが、白黒とカラーでは全然違います。はっきりと書影がわかります。
もう一つのお気に入りは物理ボタンです。本の読みやすさがこんなに違うのかと驚きました。
薄いし軽いし、バッテリー持ちも申し分ないし、スクリーンとフレームに境目もないので拭きやすいし、満足です。
初見、BOOX独自のAndroidOSの諸々が邪魔だな、と感じますが、設定→システム表示→HomescreenNavigationBarでカスタマイズできます。