BOOXは数年前の白黒モデルを愛用していたのですが、電子書籍の書影一覧が白黒では判別が難しいのが不満でした。
今回新製品のcolorGO7Gen2を選んで正解でした。彩度が低く「ギリギリ色違いが分かる」くらいの色づきではありますが、白黒とカラーでは全然違います。はっきりと書影がわかります。
もう一つのお気に入りは物理ボタンです。本の読みやすさがこんなに違うのかと驚きました。
薄いし軽いし、バッテリー持ちも申し分ないし、スクリーンとフレームに境目もないので拭きやすいし、満足です。
初見、BOOX独自のAndroidOSの諸々が邪魔だな、と感じますが、設定→システム表示→HomescreenNavigationBarでカスタマイズできます。
手に馴染む使いやすいペンです。
私は本体ガラスのカツンと弾かれるような感覚は好きではないのですが、書き心地自体は悪くありません。
弾かれる感覚は、Amazonで購入した、ペン先用のゴムキャップを使用したところ、とてもいい感じになりました。
ただ、充電必要なのがすこし面倒ですね……
Note Air4C、Go color7と最後まで悩んだのですが、サイズ感と画面の明るさを求めてGo7にしました。
大正解でした。
主に漫画、仕事関係のpdf書類を読むのに使用していますが、サイズ感が絶妙です。大きければ大きい方がいいと考えていましたが、案外大きすぎると持て余すのだなと感じました。
画質や明るさも問題ありません。動作も快適です。
手書きについてはGo7(Black)だとペン先がカツンとすべる感じがあるのですが、ペン先にゴムカバーをつけてみたところ解決しました(amazonなどで売っています)。ペーパーライクフィルターはペン先がすぐに摩耗してしまうのと、どうしても明るさが犠牲になってしまうのであまりオススメはしません。
主に使っているアプリは、kindle、DMMBooks、honto。特にhontoは快適ですね。kindleも普通に使えて問題はありません。Dlsiteのビュワーが使えないのが残念ですが、これはアプリ側の問題だと思うので致し方ないところです。
お値段的にもリーズナブルですし、悩んだらまずこれを買うと言うことでいいんじゃないかと思います。
画面が大きいため、メモするのも多くのことが記入でき後から見ても分かりやすい。また、電子書籍を見るのも横向きで見開き表示してもちょうど良い大きさで見にくいこともなく見やすい。
BOOX Go7 と一緒にペンホルダ無しのものを購入しましたが、本体と背面の固定も磁石となっており、表示側を開く際に必要な力とさほど変わらない力で背面側が離れてしまいます。そのため暗いベッドのようなところで開こうとすると、カバーの対称性もあって手触りでどちらが上面かわからずほぼ1/2の確率で背面側が外れて落ちてきます(裏表がわかりやすいという意味でペンホルダ付きはアリかも)。
Kindle Paperwhiteのケースでは背面側はプラスチックの爪でがっちり固定されているので間違えてそちらが外れるということはまずありません。
本体(BOOX Go7)側は(価格が高いこと以外)Kindleに負けていると感じる部分はほとんどなく乗り換え先として十分に満足していますが、ケースについては何かしらの改良が欲しいところです。
とはいえほかに選択肢は無い状態なので、本体と同時購入なら選ばない理由は無いとも言えます。